慢性疲労症候群と慢性疲労は 全く異なるもの

慢性疲労症候群((国によって筋痛性脳脊髄炎)とは、重度の疲労感が6ヶ月以上続く状態のことです。

日本でも0.3%の人が慢性疲労症候群にかかっており、人数ではおよそ38万人にも及びます。

症状には、強い疲労感・筋肉痛・関節痛・ 頭痛・咽頭痛・顔のこわばり・リンパ肥大・睡眠障害・精神障害・脳機能障害がみられ、
疲労の程度は、身体をなんとか動かせるレベルから寝返りさえ打てない状態まで様々です。


その原因は、未だにはっきりと解明されていませんが有力な説としてはストレスや遺伝的要因による免疫低下、内分泌異常、それらによる感染症の発症、そして脳機能障害が組み合わさって

慢性疲労症候群の症状が現れるといわれています。

はっきりとした原因が分からないのに、長期間にわたって疲労を感じるため余計に精神的な苦痛が増してしまいます。

​また1995年、米国のRoweによって,起立調節障害(欧米では起立不耐性と呼ばれる)が 

主に小児において慢性疲労症候群の一因であるという報告もあり、

全く登校できない状態に陥った児童・生徒は、復帰に少なくとも数ヶ月以上要し、10数%が社会的な引きこもり状態に繋がるとも言われ、もしかしたら小児期からの早期発見・介入が望まれるのかもしれません。

慢性疲労症候群の治療は各症状に合わせて、それらを緩和することに焦点が置かれます。

2011年、イギリスで641人の慢性疲労症候群患者が参加した実験では、 4つのグループに別れ、それぞれ治療を行ったところ、 認知行動療法、または段階的運動療法を施した群では、100名中41名が疲労が改善し 最も効果的であると

結論づけられています。

 

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