
ネガティブ状態からまずは脱したい!
日本人は、脳内のセロトニンレベルを調節する『不安遺伝子(セロトニントランスポーター)』保有率が最も多い民族なのだそうです。
不安遺伝子を多く持っているから、基本的にネガティブ脳であり 悲観的に物事を捉えてしまう。
これは、東アジアに かつて様々な感染症が流行ったことで身を守らなければならない環境が繰り返し訪れた為に
外部に対して警戒する能力に長けてしまったのだと言われています。
遺伝子のせいならば 仕方がない。
もう 諦めですね。
ですが、不安な遺伝子を持っているからこそ
相手に配慮することができ信頼感を得やすく、対人関係も良くなることが分かっています。
ネガティブ脳を上手く味方につける事で、
不安を原動力に物事に対して入念な準備をすることができ、段取りをつけていくことも得意となります。
エクスプレッシブ・ライティング
これは、心に抱えている不安を筆記開示することで 一旦 自分自身から切り離し
客観的に物事に向き合い解決へと導く手法です。
イライラしたネガティブな体験について、書き出すと不安やストレスに対してよい効果があるといわれています。
それは数百を越える実証実験で明らかになっており、試してみる価値が高い方法なのです。
本手法の生みの親である、ジェームズ・ベイカー博士は
「被験者は幸福感が高まりネガティブな感情が減った」と自著で評価しており、
数週間から数カ月でうつや不安が改善し、
ストレスが穏やかになる傾向があるとしています。
やり方としては、まずは4週間、1日20分続けてください。
同じ内容を繰り返し書いてもよいそうです。
効果が実感できたら続けるモチベーションとなるはずです。
アプリも頒布されていますが、紙に書くほうが より効果的だといわれています。
ただし1つだけ注意しなくてはなりません。
より反芻思考に陥らないこと。
※反芻思考とは
「ネガティブなこと(自分の失敗とか、自分に足りないと考える部分とか)を繰り返し、反芻(はんすう)して考えること」です。
この反芻思考は、うつ病の原因(のひとつ)だとも言われています。
紙に書き出したら、その内容について客観的に 他人にアドバイスをするかのように寄り添って考えつく限りの返答を書き足していきます。
もし 答えが出せない時は、「ゆっくりと これから一緒に考えていきましょう」で良いと思います。
私が使ってるアプリはこちら↓
【心のノート】
曹洞宗の教えが入っていますが、私は一切の関連はありません。
カレンダー式になっており、心の状態をカラーで記録出来る書きやすさから使っています。
不安感を誰にも干渉されることなく 思い切り吐き出しましょう!
ネガティブ脳に悩む方々の 心の支えになることを願ってます。
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